仏壇の準備

葬儀を終えると、少し気が楽になります。
ですが、その後は四十九日法要があり、それまでは遺骨は仮の仏壇に飾られます。
仮ですから、無論用意しなくてはいけません。
先祖代々でもう仏壇はあるというご家庭は関係ありませんが、今の日本、核家族化がすっかりと進み、家庭に元々仏壇がある家庭はすっかりと減ったと思います。
しかも、住宅事情から置くスペースもない場合が殆どです。
居間は仏間すらない住居も多いので、和室のどこかに置くケースが多いかもしれません。
さて、仏壇はどこで買うのか。
有り体に言えば仏壇屋さん、仏具屋さんになります。
これらのお店、意外に多かったりします。
地味な店構えが多い所為か、日頃は気づきにくかったりします。
ネットで探せば、近場に大抵一件は存在していると思いますので、そういった所や実際に店内に入らなくても雰囲気を確かめてから来店するのもいいかもしれません。
実際の店内ですが、並んでいますよ、大中小の大きさが。
買うぞ、という状況での来店なら忘れてはいけないのは、置くスペースの寸法です。
測り忘れて購入して、いざ納品して貰ったらスペースが足りないという事態になったら洒落になりません。
コンパクトサイズならそれほど高価ではないので、それでも十分でしょう。
あくまでも気持ちの問題ですから。

こういった機会に神棚をあわせてお祀りするのも良いですね。
ところで、仏壇と神棚だとどっちが安いと思いますか?
目的が違いますから比較するものでもないかもしれませんが、基本的には神棚の方が安いです。
理由は簡単で、神棚は彫り物の多い仏壇よりも簡素に仕上がっているからです。手間数の問題ですね。
どちらもそんなに頻繁に買うものではありませんから、まあいいものを買っておいた方がいいでしょうね。